【対策】サイバー攻撃で大規模被害相次ぎ…医療機関にセキュリティー研修

【対策】サイバー攻撃で大規模被害相次ぎ…医療機関にセキュリティー研修

【対策】サイバー攻撃で大規模被害相次ぎ…医療機関にセキュリティー研修

医療機関を狙ったサイバー攻撃で大規模な被害が相次いだことを受けて、厚生労働省は、医療機関向けのサイバーセキュリティー研修を新たに始めました。

1回目の20日の研修には、全国の医療機関の職員や医師など380人がオンラインで参加し、委託した専門家から事前に電子カルテなどをバックアップすることや、システム更新の重要性などの説明を受けました。

ソフトウェア協会・萩原健太理事「電子カルテのシステムとか、たとえば古いシステムをそのまま使っていれば、どうしても設定が甘くなるので、広がりやすい傾向があるのは事実じゃないかなというふうに思います。(病院のシステムが)閉ざされた空間なので、外部からの攻撃がないのではないかというところで、セキュリティー対策が後手になっていたというところが正直いうとある」

医療機関を狙ったサイバー攻撃は去年、徳島の半田病院で、今年10月には大阪急性期・総合医療センターで、相次いで起きていて、患者の電子カルテが暗号化され、外来診療や手術がストップするなど、大規模な被害が出ています。

厚労省は病院のサイバー攻撃への初動対応チームを今年9月に立ち上げ、支援体制を強化しています。
(2022年12月20日放送「news every.」より)

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