「ベルセルク」連載再開へ 故・三浦建太郎氏の“親友”漫画家・森恒二氏が監修(2022年6月7日)

「ベルセルク」連載再開へ 故・三浦建太郎氏の“親友”漫画家・森恒二氏が監修(2022年6月7日)

「ベルセルク」連載再開へ 故・三浦建太郎氏の“親友”漫画家・森恒二氏が監修(2022年6月7日)

 漫画「ベルセルク」が、6月24日発売の「ヤングアニマル」13号から連載再開することを、発行元の白泉社が公式サイトで発表しました。

 「ベルセルク」は、2021年5月に作者の三浦建太郎さんが急性大動脈解離のため亡くなり、その年の9月の最新話掲載を最後に休載していました。

 ヤングアニマル編集部は白泉社の公式サイトでコメントを発表。「三浦建太郎さんは生前、親友である漫画家・森恒二さんに『ベルセルク』のストーリーやエピソードを話していました。また、スタジオスタッフにも担当編集にも話していました」と明かしました。

 三浦さんが描いた構想メモとキャラクターデザインが見つかったこともあり、今後は親交の深かった森さんが監修しながら連載を再開するとしています。

 監修を務める森恒二さんもコメントを発表しており、「生前三浦は『最終回までのストーリーは森ちゃん以外誰にも話していない』そう言っていたのです。そしてそれは事実でした」と、三浦さんから「ベルセルク」について相談を受けていた事を明かしました。

 続けて「皆さんにお断りと約束があります。なるべく詳細を思い出し物語を伝えます。そして三浦が自分に語ったエピソードのみやります。肉付けはしません。はっきり覚えてないエピソードもやりません。三浦が自分に語った台詞、ストーリーのみやります。当然完全な形にはならないでしょう。しかし三浦が描きたかった物語をほぼ伝えられるとは思います」と連載再開に向けた決意をコメントしました。
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