【異常気象】軍艦を沈めた荒天・乱気流で墜落の恐怖・モアイの島で続く山火事(2022年12月20日)

【異常気象】軍艦を沈めた荒天・乱気流で墜落の恐怖・モアイの島で続く山火事(2022年12月20日)

【異常気象】軍艦を沈めた荒天・乱気流で墜落の恐怖・モアイの島で続く山火事(2022年12月20日)

 沖合をパトロール中だったタイの軍艦が、強風と高波の影響で制御不能となりその後、沈没。乗組員29人が行方不明となっています。

 強風と高波のなか海上を進むタイの軍艦。タイ海軍によりますと、18日、タイ中部・プラチュアップキリカン県の沖合およそ37キロで軍艦「スコータイ」が強い波による浸水のため、電気系統が故障、制御不能となりました。大きく傾いた船体で海の上を漂うスコータイは、日が沈んだころには海面にほぼ横倒しになり、他の船から見ると斜面が完全に海につかっています。その船上では、救命胴衣を着た船員たちが、柵にしがみつきながら、救助を待つ姿が見られました。

 その後、悪天候のなか、ようやく救出される船員たち。日をまたいだころには船は沈没し、これまでに乗組員105人のうち76人が救助されましたが、29人の行方が分かっていません。

 生存者:「(Q.海に浮いていた時間は?)3時間です」「(Q.本当に!)高潮だったので船が近付けず、時間がかかりました」

 大海軍によりますと、高潮と強風が、救助活動を困難にしているということです。

 客室乗務員:「頭を低くして」

 機体が激しく揺れ、混乱する乗客たち。乗員乗客合わせて288人。事故が起きた航空機はアメリカ・アリゾナ州からホノルルに向かい着陸の30分前、乱気流に遭遇。

 アナウンス:「乗客の皆さま、機内に医療関係者の方はいませんか?」

 事故当日、ハワイには大雨をもたらす嵐が通過していて、暴風が発生する予報を出していました。

 乗客:「飛行機がジェットコースターみたいに墜落すると思った」

 空港に到着した時の映像では、機内の通路には書類などが散乱。酸素マスクも天井からつり下がっています。激しい揺れにより少なくとも36人が負傷したといいます。

 絶海の孤島にそびえたつ「モアイ像」。10世紀から17世紀に間に作られ続けたといわれています。イースター島はチリからおよそ3700キロの距離にある南太平洋にあり、人の住む島まではおよそ2000キロ。世界から隔離された島。10月上旬、「野焼き」が原因で山火事が発生。一部のモアイ像が黒く焼けてしまいました。その後、当局は鎮火したと伝えていましたが、今も炎は収まっていませんでした。山火事から1カ月以上が過ぎても煙が上がっています…。一体なぜ。

 今年10月、モアイ像があるイースター島で起きた山火事。今も時折、炎が上がり消火活動が行われます。

 海外メディアによると、地中に生えている根っこなどに燃え移り完全には鎮火していなかったといいます。炎は地下でくすぶり続けているのです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事