【裁判】那須雪崩事故 講習会責任者3人“無罪主張”

【裁判】那須雪崩事故 講習会責任者3人“無罪主張”

【裁判】那須雪崩事故 講習会責任者3人“無罪主張”

栃木県那須町で高校生らが登山講習会中に雪崩に巻き込まれ死亡した事故で、業務上過失致死傷の罪に問われた教師3人の裁判で、弁護側は「必要な情報は収集していて、事故は予見できなかった」などと主張しました。

この事故は2017年3月、那須町のスキー場近くで、登山講習会中の栃木県立大田原高校の生徒らが雪崩に巻き込まれたものです。

講習会の責任者だった猪瀬修一被告、菅又久雄被告、渡辺浩典被告の3人は安全確保の義務があり、雪崩発生の危険性を予見できたのに訓練を実施して事故を引き起こし、生徒7人と教師1人を死亡させたなどの罪に問われ、初公判で3人とも無罪を主張していました。

20日、2回目の公判で弁護側は「3人で安全な訓練区域を定め、その範囲で必要な情報は収集していた」「無線で連絡を取り合い、安全確保の体制を構築できていた」などと指摘し、「雪崩による事故の発生は予見できなかった」などと主張しました。
(2022年12月20日放送「news every.」より)

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