東北電力管内では停電1万戸以上・国道で“立ち往生”新潟・山形・福島で記録的大雪(2022年12月19日)

東北電力管内では停電1万戸以上・国道で“立ち往生”新潟・山形・福島で記録的大雪(2022年12月19日)

東北電力管内では停電1万戸以上・国道で“立ち往生”新潟・山形・福島で記録的大雪(2022年12月19日)

北陸や東北では、記録的な大雪となっています。

新潟県と福島県には、短時間の大雪で、大規模な交通障害が発生する恐れがあるとして、『顕著な大雪に関する情報』が出されました。

新潟県長岡市では、平年に比べ、10倍の積雪となりました。雪の影響で在来線が止まっているため、長岡駅のタクシー乗り場には長い行列ができています。
タクシーを待つ人:「(Q.どのくらい待っている)2時間くらい。寒いです。待つしかない」

道路の真ん中で車がスタック。救急車も交差点内で立ち往生する事態になりました。市内の道路は、消雪パイプから出る水が積雪により排水されず、川のような状態になっていました。

柏崎市では、平年に比べ、30倍の積雪となりました。国土交通省北陸地方整備局によりますと、国道8号では、約22キロにわたり、雪の影響による車の立ち往生が発生。う回路もないということです。市では、順次、食料や水などの配布を始めています。

新潟市の積雪は、平年に比べ、29倍の57センチ。新潟県の海岸沿いは、例年、それほど雪は積もりません。しかし、今回、こういった地域で大雪となったため、広範囲で渋滞や立ち往生が発生しました。

福島県会津若松市では、平年に比べ、7倍近くの雪が積もりました。

東北自動車道では19日午前0時過ぎ、10トントラックがガードレールを突き破り、転落しました。当時、現場付近では、30センチほどの雪が積もっていて、トラックは、雪にハンドルを取られ、スリップした可能性があるということです。この事故による、けが人はいませんでした。

影響は、交通だけではありません。雪による倒木などで、停電が発生しています。東北電力によりますと、新潟、山形、福島など5つの県で、約1万5500戸(19日午後9時現在)が停電しています。

停電した地区の住民:「電気は(ブレーカー)入れてもつきません。12時くらいから、ずっとこんな状況です。幸いうちは、ガスストーブがあるので暖はとれていますが、電気のみの人はどうやって暖をとっているのか心配です」

19日夜から20日朝にかけ、日本海側では雪の強まるところがあるため、積雪急増に注意が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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