M-1優勝「ウエストランド」“毒舌”爆笑会見「いろんな人に狙われそう…」(2022年12月19日)
18日に開催された漫才師の日本一決定戦「M-1グランプリ2022」で第18代王者に輝いたお笑いコンビ「ウエストランド」が優勝者会見を行った。
史上最多7261組の頂点に立った「ウエストランド」の井口浩之(39)は「あまりネタで評価されたことも無かったので、このネタでチャンピオンになれるとは」と率直な気持ちを話した。一方、相方の河本太(38)は「僕はついてきただけ。とても7000組の頂点だとは思っていない」と心境を明かした。
――「自分の人生で主役になれた」という言葉に込めた思いは。
井口「あれはぶっちゃけかなり前から考えていました。もし優勝したら言おうと思っていました」
河本「めちゃくちゃいい言葉でしたね。僕はチャンピオンですけど、ついてきただけですから。とてもほかの7000組の方の頂点とは思っていないですね」
井口「めちゃくちゃムカついてると思いますよ、周りの芸人」
河本「僕のことをよく知っている人は腹がちぎれるくらい腹が立ってると思います」
井口「表現が違うな。笑うときの表現だから」
――前回出場時に「漫才はいいことがなかった人間の復讐(ふくしゅう)劇だ」と話していたが。
井口「ネタをやってちゃんとウケて。2本ともウケるのが目標だったので、優勝という結果はその後からついてくるだろうなという感じだった。2本できて、ちゃんとウケたという意味では、前回は10位よりウケてない9位だったので、ウケることができてリベンジは果たせたかなと思います。それでさらに優勝までついてきて、本当にうれしい」
――復讐できた?
井口「そうですね。大丈夫かな、こんなことばかり言って(笑)。いろんな人から狙われそうで怖いです。復讐できたと思いますけど、まだ分からないです。今後ね、どうなっていくかわからない。まだ一歩も(外に)出ていないわけですから。もうちょっといいことがあったら、復讐できたとな思うかもしれないけど、今はまだわからないですね。たぶん嫌なことはあるし」
――事務所の先輩、爆笑問題からのアドバイスはあったか。
井口「太田さんからは『とにかく目の前のお客さんとテレビを見ているお客さんを笑わせることがすべてだから』『審査員じゃなく目の前のお客さんを笑わせることに集中しろ』と言われたので、それはできたかなと思いますし。あと、この感じのネタができたときに、田中さんがネタを見てくださって。珍しく『このネタいいじゃん』と言ってくださった。これを決勝でやるんですと言ったけど、田中さんは1ミリも覚えていなかったですね。そんな記憶はないと言っていました。さすがに少しは喜んでくれるんじゃないかと思っているので、爆笑問題お2人と、太田光代社長に会って早くいい報告をしたいですね」
河本「僕は太田さんにネタが飛びそうになったら『何とかって言え』と。放送禁止用語を。それでぐちゃぐちゃにしちゃえと」
井口「よかった。それだけ出なくて」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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