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【大阪・北新地】“心療内科”放火殺人1年 兄のように…活動続ける亡き院長の妹の思い「悲しい事件だというよりも」
大阪・北新地のクリニックで26人が犠牲となった放火殺人事件から17日で1年です。亡くなった院長の妹が今の思いを語りました。
事件から1年を迎え、現場では雨が降る中、亡くなった院長を慕う多くの患者らが献花に訪れ、患者の心を支えた院長への感謝を語っていました。
1年前の12月17日、大阪・北新地の心療内科クリニックが放火され、院長の西澤弘太郎さんや患者ら26人が犠牲となりました。
西澤さんの妹・伸子さんは、患者たちの心の拠りどころになっていた兄のように、誰一人孤立しない社会を願って、悩みを抱える人たちの話を聞くなど、人と人とのつながりを育む活動を続けています。
伸子さん「(事件から)1年たって、悲しい事件だというよりも、誰か身近な人に声をかけるとか、大切な人に伝えたかったメッセージを伝えるとか、そんなことでもいいので、できる範囲で考えて動いていただければ変わるのかな。ちょっとでもそうなったら良いなと思います」
1年という月日の中で、伸子さんは改めて、他の遺族やクリニックに通っていた患者、さらには逃げて助かった人が大きな重荷を感じているのではと気にかけています。誰一人孤立しない社会へ、互いに手を差し伸べることが必要です。
(2022年12月17日放送「news every.」より)
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