【逮捕】“推し活”約300万円…「メンズ地下アイドル」女子高校生にわいせつ容疑で
主にライブハウスなどで活動する「メンズ地下アイドル」の男2人が女子高校生にわいせつな行為をした疑いで逮捕されました。女子高校生は写真撮影代などに約300万円を費やしていたということです。
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31日午後、東京・新宿区歌舞伎町の一角にある建物では「メンズ地下アイドル」いわゆる“メン地下”と呼ばれる男性の地下アイドルグループのライブが行われていました。
若い世代を中心にお気に入りのアイドルを応援する、いわゆる“推し活”として人気となっていますが、未成年に手を出すアイドルたちが問題となっています。
メン地下によく行く人
「Twitterで回ってくるんですよ。『その人（アイドル）にやられた～』『手を出された』とか」
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警視庁によると、都青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、メンズ地下アイドルグループ「蒼天」の翼こと田辺稜弥容疑者（25）と、「時雨」の伊織こと本田孝一朗容疑者（22）です。
いずれも女子高校生とわいせつな行為をした疑いがもたれていて、未成年のファンを言葉巧みに魅了し、一線を越えたとみられています。
まず田辺容疑者については、2020年9月、東京・渋谷でビラを配っていたところ当時高校1年の女子高校生と出会い、女子高校生はそれ以降、ライブに通うようになったということです。
すると3か月後、田辺容疑者から「付き合おう」と言われたといいます。しかし、お金が絡む関係は続き、女子高校生は1000円で写真を1枚撮り、1分間話すことができる「写真撮影代」などに約300万円を費やしたということです。
田辺容疑者は出会って半年後の2021年3月、わいせつな行為をした疑いがもたれていて、女子高校生の保護者が警視庁に相談し、発覚したといいます。
調べに対し、田辺容疑者は「友達とか恋人ではなく、アイドルとファンの関係。性行為をした記憶はない」と容疑を否認しているということです。
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一方で、「伊織」こと本田容疑者は「女子高校生をとりこにして、売り上げを上げたかった」と容疑を認めているといいます。
デビュー前、本田容疑者自身が“アイドルの卵”として働いていたカフェで、ファンになってくれた女子高校生に対し、わいせつな行為をしたとみられています。
本田容疑者は「もっとお金を使ってくれたら、アイドルになれる」と話し、女子高校生は、本田容疑者が働くカフェに50万円ほど貢いだといいます。メン地下などの“推し活”をめぐっては、“パパ活”などで大金を稼ぐ未成年も増えています。
メン地下ファン歴約1年（10代）
「（友達が）中学生なんですよ。パパ活的なことで稼いだりして、15万溶かす（使う）みたいな感じですね」
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警視庁は未成年の補導などを強化するとともに、過剰な“推し活”に注意を呼びかけています。
（2023年1月31日放送「news every.」より）
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