『1年経ったが何も変わらない』北新地クリニック放火殺人事件と向き合い続ける遺族(2022年12月16日)

『1年経ったが何も変わらない』北新地クリニック放火殺人事件と向き合い続ける遺族(2022年12月16日)

『1年経ったが何も変わらない』北新地クリニック放火殺人事件と向き合い続ける遺族(2022年12月16日)

去年12月、大阪・北新地の診療内科クリニックで26人が死亡した放火殺人事件の発生から、今年12月17日で1年になります。

 事件は去年12月17日の午前10時15分ごろに起きました。大阪駅の近くということもあり多くの人が行き交っていました。

 当時、消防車のサイレンが響きわたり焼け焦げた匂いが広がっていました。火事はビルの4階に入っていた心療内科クリニックで起きました。院長の西澤弘太郎さん(当時49)やスタッフ・患者ら26人が死亡しました。

 警察は、ガソリンを撒いて火を付けたとして元患者の谷本盛雄容疑者(当時61)を今年3月に殺人容疑などで書類送検しましたが、事件で容疑者が死亡したことで動機などの解明には至っていません。

 事件から1年を前に西澤院長の妹が取材に応じました。

 (西澤弘太郎院長の妹・伸子さん)
 「今ね、(兄が)笑っているのかな、泣いているのかな、大丈夫かなって私が心配もしたりとか。1年経ったけれども何も変わらないのかなというところは感じますね」

 事件をめぐっては、被害者の中に心の不調で働けなくなった人がいるなど無職の人も多く、被害者遺族が国からの補償を十分に受けることができない実態などが浮き彫りになっていて、1年が経っても遺族らは事件と向き合い続けています。

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