国外退避の動き「ヒステリー」ロシア大統領報道官
緊張が高まるウクライナ情勢をめぐり、アメリカなどが大使館職員の家族らの国外退避を決めたことを受け、ロシアの大統領報道官は「情報のヒステリーだ」と批判しました。
アメリカやイギリスがウクライナにいる大使館職員の家族らの国外退避を決めたことを受け、ロシアのペスコフ大統領報道官は24日、「我々は情報のヒステリーを目撃している。虚偽情報と嘘にあおられている」と述べ批判しました。そのうえでペスコフ氏は「緊張が高まっているのはロシアのせいではなく、アメリカとNATO=北大西洋条約機構の行動と彼らが発表する情報によって引き起こされている」と主張しました。
また、ペスコフ氏はNATO加盟国が東欧に戦闘機などを新たに派遣すると発表したことに対し、「ロシア軍はそのような動きに注意を払わざるを得ない」として、ウクライナ国境周辺などで行っている軍事演習を今後も継続していくと述べています。(25日07:33)
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