「まるで中世の魔女狩り裁判で粗悪な判決だ」機内でマスク着用拒否し暴行男は控訴検討(2022年12月14日)

「まるで中世の魔女狩り裁判で粗悪な判決だ」機内でマスク着用拒否し暴行男は控訴検討(2022年12月14日)

「まるで中世の魔女狩り裁判で粗悪な判決だ」機内でマスク着用拒否し暴行男は控訴検討(2022年12月14日)

飛行機内でマスクの着用をめぐってトラブルになり、客室乗務員に暴行した男に執行猶予つきの有罪判決が言い渡されました。

 判決によりますと、元大学職員の奥野淳也被告(36)は、2020年9月に飛行機内で、客室乗務員にマスクを着けるよう求められましたが拒否し、乗務員の腕をひねって、緊急着陸させるなどしました。これまでの裁判で奥野被告は起訴内容を否認して無罪を主張していました。

 今年12月14日の判決で大阪地裁は「自らの考えを押し通そうと行ったもので、自らの姿勢を省みることに乏しい」とした一方、「暴行の程度は大きいとはいえない」などとして、懲役2年・執行猶予4年を言い渡しました。

 法廷内で1人だけノーマスク姿だった奥野被告。時折、口をとがらせながら判決の読み上げを聞いていました。奥野被告は「まるで中世の魔女狩り裁判で粗悪な判決だ」として控訴を検討するということです。

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