「年の瀬」迫る中、各地で新年準備 各地で厳しい寒さ(2022年12月12日)

「年の瀬」迫る中、各地で新年準備 各地で厳しい寒さ(2022年12月12日)

「年の瀬」迫る中、各地で新年準備 各地で厳しい寒さ(2022年12月12日)

 北日本では12日朝にかけ雪が降り続け、札幌では今シーズン1番の積雪となりました。寒さが厳しさを増し年の瀬が迫るなか、列島各地で新年を迎える準備が続々と始まっています。

 2022年も残すところ、20日足らず。

 滋賀県彦根市では迎春準備の餅つきが行われ、人気キャラクターのひこにゃんは重たい杵(きね)に苦戦しながらも、掛け声とともに一生懸命、餅をついていました。

 栃木県にある、世界遺産に登録されている「日光二荒山神社」では、毎年恒例の行事が行われていました。

 長い笹のほうきを手にやってきたのは神社の神職と巫女(みこ)。すると、真っ赤な橋をゴシゴシ。体を伸ばしてゴシゴシ。実はこれ、大事な神事なんです。

 行われていたのは1年の汚れを落とす“すす払い”です。

 見物客:「年末の大掃除にちなんで新年の準備ということで、家でもやらなきゃなと思いました」

 最低気温5.8℃となった東京都心。

 朝の通勤時間帯、この寒さのせいか、大半の人がポケットに手を入れて駅から出て行きます。

 そんな寒い都内で熱気ムンムンの場所が…。

 ドイツをはじめヨーロッパ各地で行われている伝統的なお祭り「クリスマスマーケット」です。

 来場客:「朝は寒かった。今、お酒を飲んでいるので温かい」

 12日の最高気温は11日より、3℃ほど低い11.8℃。15℃に届かないのは3日ぶりです。となると、食べたくなるのが…。

 温かいビーフシチューです。

 来場客:「濃厚でおいしかった。寒いので温まります」「とっても、おいしくて良い。体が温まります」

 おいしいもので体を温めることもできるクリスマスマーケット。日が暮れるとその様相は一変します。

 ライトアップされたクリスマスツリーの原型とされる、高さ14メートルの「クリスマスピラミッド」。

 さらに、「ヒュッテ」と呼ばれる小屋の屋根には、一つずつきらびやかなイルミネーションが施されています。

 来場客:「外国みたいだよね。日本じゃないみたい。テンション上がってとてもうれしいです」

 神奈川県箱根町でもクリスマスムードが高まっています。

 「箱根ガラスの森美術館」で行われているイルミネーションです。大小2本のクリスマスツリーには15万粒のクリスタルガラスが飾られ、幻想的な雰囲気を醸し出します。

 さらに、昼間は太陽の光と風を浴びてクリスタルガラスが七色に光輝きます。時間とともに刻一刻と変化する、クリスマスツリーを楽しめます。

 ところ変わって、札幌市。

 札幌市では11日夜から12日朝にかけて雪が降り続き、午前7時の札幌の積雪量が今シーズンに入って最大の24センチを記録…。早朝から雪かき作業をする人の姿がありました。

 地元の人:「午前5時半に家を出て会社に15分くらいで着いてそれからずっと雪かきしてます」「雪が多いので、除雪機がないと大変。去年、雪が多かったので今年は少ないと良いな…」

 一方、最低気温マイナス8.9℃となった北海道旭川市では多くの人でにぎわうスポットが…。

 「旭山動物園」です。雪を楽しむ動物もいれば…寒そうにしている動物も。アフリカ大陸に生息するキリンです。

 旭山動物園飼育担当・土井尚哉さん:「キリンもそうだが雪がちょっと降ってきて、“日本最北の動物園”という旭山なので雪と動物を見られるのはけっこう珍しいのかな」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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