名古屋刑務所職員22人 受刑者に暴行の疑い(2022年12月9日)
法務省は、名古屋刑務所の刑務官22人が受刑者3人に対し、顔をたたくなどの暴行を繰り返していた疑いがあることを明らかにしました。
斎藤法務大臣:「断じて許されず極めて遺憾。被害を受けた受刑者の方々に改めて心から深くおわび致します」
名古屋刑務所の刑務官22人は、去年11月から今年8月下旬までの間に男性受刑者3人に対し、アルコールスプレーを顔に噴射したり、サンダルでたたいたりなどの暴行を個別に繰り返していたとみられています。
8月に60代の受刑者が左まぶた付近にけがをしていたことから発覚しました。
刑務官22人のうち16人は、職員になって3年未満の若手職員でした。
名古屋刑務所では、2001年と2002年に刑務官に暴行を受けた受刑者が死亡する事件が発生していました。
法務省などは今後、全国の施設で同様の問題がないかを調査するほか、外部有識者による検討会を立ち上げる方針です。
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