中3自殺『いじめなどが原因』第三者委が結論 学校も『加害生徒を同じクラスに編成』(2022年12月9日)
2020年9月に神戸市立中学の女子生徒が自殺した問題で、調査していた第三者委員会が「学校内のいじめなどが原因だった」と結論付けました。
2020年9月、神戸市垂水区で市立中学校3年生の女子生徒が自殺し、自宅から「学校に疲れた」「部活でも学校でもようしゃなくいじってきます」などと書かれたメモや手紙が見つかっていました。また、SNSで「まじで学校はじまってほしくない」というメッセージも残していて、第三者委員会が自殺の原因について調査していました。
そして今年12月9日、第三者委員会が報告書を神戸市教委に提出。「小学5年から続いたいじめで自己肯定感が低下していた中、進路問題で親に叱責される不安が重なった。グループの友人から『死ね』などと言われ、複数のストレスが並行して重なったことが原因」と認定しました。
(第三者委員会の調査委員)
「(いじめが)ほぼ連続して続いていっているようなかたちで、これがやっぱり影響を残すんだろうなと。大きな、複合的な要因よりむしろ中核はそこだと思っています。それに関して現実的なストレスが付け加わった」
報告書では、学校側についても、過去に女子生徒をいじめていた生徒を中学3年生で同じクラスに編成したり、自傷行為についてもエスカレートしている事実を把握できていなかったりなど、女子生徒に寄り添った対応が不足していたと指摘しています。
神戸市教委は「再発防止に真摯に取り組んでまいります」とコメントしています。
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