ゼロコロナ「全然緩和されていない」上海で隔離の日本人女性(2022年12月8日)

ゼロコロナ「全然緩和されていない」上海で隔離の日本人女性(2022年12月8日)

ゼロコロナ「全然緩和されていない」上海で隔離の日本人女性(2022年12月8日)

 「ゼロコロナ政策」からの転換が急激に進む中国ですが、陽性者に対する厳しい隔離は続いています。上海の病院に入院している日本人女性が窮状を訴えました。

 上海で働く日本人女性(20代):「トイレットペーパーも使い切りそうなので非常に困っています。(トイレットペーパーを)下さいとお願いしているのですが『ありません』と言われている」

 上海市で働くこちらの女性。PCR検査で陽性反応が出たため2日前に上海市郊外の隔離施設に搬送されました。

 施設では別の2人の陽性患者と同室で食事と一日ペットボトル2本の水のみが支給されているということです。

 上海で働く日本人女性:「緩和緩和と言われてますけど、全然緩和されていない印象。日用品というのも必要なものが全くなくて、余計に体調が悪くなるような環境。少しでも多くの人にこの状況を知って頂きたい」

 中国各地では公共施設への入場に陰性証明が必要なくなるなど感染対策が緩和される一方、陽性者に対する厳格な隔離は続けられていました。

 政府は7日に新たな緩和措置を発表し、無症状・軽症の場合は自宅での隔離を認めるとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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