【なぜ事故に】焼肉でボンベが爆発 女性客死亡…胸に打撲の跡が(2022年12月6日)

【なぜ事故に】焼肉でボンベが爆発 女性客死亡…胸に打撲の跡が(2022年12月6日)

【なぜ事故に】焼肉でボンベが爆発 女性客死亡…胸に打撲の跡が(2022年12月6日)

 30メートル離れた場所でも聞こえたという兵庫県伊丹市の飲食店爆発事故。

 テーブル備え付けの鉄板でお好み焼きを食べた後に焼き肉を食べていた60代の女性客が意識不明の重体で搬送。4日に死亡が確認されました。

 胸部に打撲の跡があり、心臓にも損傷が見られたということです。

 爆発の原因は「焼き肉用のカセットコンロを店側が鉄板の上に置いたこと」とみられています。

 加熱されると爆発する恐れがあるカセットコンロのボンベ。ヒーターで加熱された程度でも爆発します。

 映像では、カセットコンロ2台を並べた上に大きな1枚の鉄板が乗っています。コンロからはみ出る大きな調理器具を置いたことで熱がこもりやすくなり…。

 鉄板で肉を焼いていれば起きていない事故でした。カセットコンロがなぜ鉄板の上に…。

 これまで何度も注意喚起されてきたボンベの危険性。どういう人が、この店をやっていたのかというと…。

 近所の人:「元々、事故が起きた場所はお好み焼き屋さんだったんですよね。場所をそのままリフォームされて使われていたと思う」

 1カ月前にオープンしたばかり。近所でスナックを経営していた人が移転してお好み焼きを引き継ぎ、焼肉も加えたのだといいます。

 近所の人:「においが付くだとか(お好み焼き用の)鉄板では焼きにくいものはカセットコンロを別にしてやられていたと想像しましたけどね」

 鉄板の温度が十分に下がっていない状態で店側がコンロを置いたためにボンベが熱せられ、爆発した可能性があるとみて、警察は業務上過失致死の疑いも視野に捜査しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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