宮台真司さん“4時間手術” 医師2人で「傷口縫いまくった」 現在は「ちょっと軽口も」(2022年12月1日)

宮台真司さん“4時間手術” 医師2人で「傷口縫いまくった」 現在は「ちょっと軽口も」(2022年12月1日)

宮台真司さん“4時間手術” 医師2人で「傷口縫いまくった」 現在は「ちょっと軽口も」(2022年12月1日)

 社会学者の宮台真司さん(63)が、大学キャンパスで切り付けられた事件です。逃走中の犯人は、入念に計画したうえで犯行に及んだ可能性があることが分かりました。

■4時間手術「医師が傷口縫いまくった」

 先月29日、東京・八王子市にある東京都立大学の南大沢キャンパスで撮影された写真。地面に座り込み、救急隊員の手当てを受けているのは、東京都立大学の教授で社会学者の宮台さんです。

 宮台さん:「暴力に屈するという形で展示をやめれば、テロに屈することと同じでね。テロリスト、あるいは暴力に訴えようと脅そうとする人を勇気付けてしまうんですね。絶対やってはいけない禁じ手のはずなんです」

 3年前、暴力によって表現の自由が脅かされることについて、強く抗議をしていた宮台さん。宮台さんの容体について、20年来の友人で、ジャーナリストの神保哲生さん(61)は、次のように話します。

 神保さん:「2人のお医者さんが4時間以上も、とにかく傷口を縫って、縫って、縫いまくるっていうくらい大変だったみたいです。それで4時間かかってますから。どれだけ傷が多かったのかなと」

 頭や首などを切られ、全治1カ月の重傷を負った宮台さん。現在の様子については…。

 神保さん:「(Q.ご家族は?)元気そうだったと言ってました。普通に会話もできたということでしたし。(宮台さんが)ちょっと軽口もたたいてるみたいなこと言ってましたので」

■待ち伏せか…元刑事「一方的な恨みも」

 宮台さんは現代社会や戦後思想など、幅広い分野の論客として、メディアでも積極的に発言を続けてきました。

 宮台さん:「今、政治主導って言われているし、官邸の政治主導の暴走って言われてるけど、実際には政治が暴走しているというよりも、政治家のけつをなめる官僚がいっぱい、金魚のフンのようにくっ付いて。それで成り立ってるわけですよ」「僕程度のディスカッションの能力で、他の人たちが太刀打ちできないって、どういうこと?」

 大学のキャンパス内で、事件はどのようにして起きたのでしょうか。

 大学での講義が終わってから、およそ10分後に襲われたという宮台さん。警視庁は、男が宮台さんを待ち伏せして襲ったとみています。

 事件直前に、宮台さんと話していたという学生は、次のように話します。

 事件直前まで一緒にいた大学生(19):「(Q.授業後、2人でどういった話を?)社会学の講義に関する質問をさせて頂いてましたね」「(Q.建物の中ですか?)ここ(教室)から出て、ここまで5分くらい話してましたね。直前まで一緒にいましたし。別れてから5分、10分後のことだったので」

 授業後に、よく宮台さんと廊下で立ち話をすることがあったという男性。ただ、宮台さんは普段、帰宅する際、決まった校舎の出入り口を使っていなかったといいます。

 事件直前まで一緒にいた大学生:「(Q.宮台さんはいつも、どっちの方向に?)いつも、バラバラでしたね」「(Q.いつも、今回の方向に向かうわけでは?)ではないと思います」「(Q.(犯人からしたら)狙いを定めづらい?)いつも、ここ(犯行現場)に来るって感じではないんだと思います」

 複数の帰宅ルートがあったとすれば、なぜ、犯人は待ち伏せることができたのでしょうか。埼玉県警の元刑事は、次のように話します。

 元埼玉県警 捜査1課・佐々木成三さん:「教授がどういった道から出るのかって、知る由もないこと。現場の下見も兼ねて、男が都立大学に何度も侵入してですね、犯行をうかがっていたというのも考えられるなと感じています」

 入念に計画された可能性もある、今回の犯行。犯人像については、こう分析します。

 佐々木さん:「一方的な恨みの可能性も、高いと思うんですよね。教授が(犯人の)顔は知らないと話していることからも、顔見知りではない。ただ、教授に対して恨みがあると。今、ネット社会なので、教授もアウトプットしてる内容から、一方的な動機を持った可能性はあるなと感じています」

 警視庁は、逃げた男の行方を追っています。

(「グッド!モーニング」2022年12月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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