建仁寺のモミジ“無断伐採” ミシュラン店料理人「飾り付けに」…今回で“2度目”(2022年12月1日)
京都最古の禅寺で、見頃を迎えたモミジが無断で伐採される被害に遭いました。伐採したのは、ミシュランガイドで2つ星を獲得した日本料理店の料理人で、「モミジを料理の飾り付けに使うつもりだった」と説明しています。
■ミシュラン店の料理人「モミジを飾りに」
建仁寺・浅野俊道内務部長:「びっくりしました、本当に。信じられないという気持ちです」
こう怒りをあらわにしたのは、京都最古の禅寺で、紅葉の名所としても知られる「建仁寺」の職員です。
その美しいモミジの枝が、無断で伐採される被害に遭ったのです。
京都のモミジが色付き始めた先月18日の午後10時半ごろ、ひと気のない寺の駐車場に現れた2人の人物。
明かりを手に、1人が柵を登って木に近付くと、背負っていたリュックからハサミのようなものを取り出します。
そして、下で待つもう1人が手を伸ばした瞬間、モミジの枝を切り落としました。その後も、次々に枝を切り落としていきます。
無断で枝を切り落とした理由について、2人は…。
モミジを無断で伐採した2人:「モミジは、料理の飾り付けに使うつもりだった」
実は2人は、現場近くにあるミシュランで2つ星に選ばれた日本料理店の料理人だったのです。
■店主「深く反省」も…今回で“2度目”
あまりにも身勝手な行為について、料理店の店主は…。
2人が勤める店の店主:「(Q.どういった経緯で起こった?)僕ら料理人というのは、お皿の中に四季を盛り込むというのが、一つのテーマとしてある。ただ、採ってはいけないところで採ったりは、絶対にやってはいけないことなので。起きたことは、深く反省しています」
反省の言葉を口にしましたが、建仁寺によると、無断伐採は、これで2度目。先月上旬にも、店の従業員を名乗る男が無断で枝を切っていたということです。
建仁寺は、警察に被害届を提出しています。
(「グッド!モーニング」2022年12月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く