ゼロコロナ「やりすぎ」地方政府が異例の文書 中国(2022年11月30日)
中国・浙江省政府が「一部地域のコロナ政策は『やりすぎだ』」と批判する異例の文書を発表しました。
浙江省政府は29日、「人民が第一であり、コロナ対策が第一ではない」と題した文書を発表しました。
中国ではゼロコロナ政策に反発する一連の抗議活動は報道されていませんが、市民らの不満の声に反応をしたとみられます。
文書では「一部地域でコロナ対策の名目で権力を乱用し、大衆を苦しめている」とし、さらに「新型コロナだけが病気で、他の病気はどうでもいいという暗黙の了解さえある」と踏み込んだ表現で批判しています。
一方で「中国は他国に比べて高齢者の死亡者が少ない」などとゼロコロナ政策の正当性も主張しています。
文書は「心を一つにすれば近い将来、平安が訪れる」と結ばれています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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