反撃能力の攻撃対象は「必要最小限度」の範囲 政府が歯止めを検討｜TBS NEWS DIG
安保関連の3文書の改定をめぐり、政府が保有を検討している反撃能力について、攻撃対象は「必要最小限度」の範囲内とする旨を明記し、歯止めとする方向で調整していることがわかりました。
反撃能力の攻撃対象をめぐっては、政府が「軍事目標」に限ることを検討していましたが、公明党からは「幅が広すぎて歯止めにならない」との異論が出ていました。
こうした中、政府は反撃能力の攻撃対象を「必要最小限度」の範囲内とする旨を明記する方向で調整していることが、複数の関係者への取材でわかりました。
「必要最小限度の行使」は今も武力行使の要件ですが、改めて明記することで歯止めとする狙いです。一方、攻撃対象の具体的な詳細は記載しない方向で調整が進んでいます。
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