最高裁の個別調査は民事を含め約100件に 重大な少年事件が廃棄された問題受け(2022年11月28日)
重大な事件の記録が相次いで廃棄されていた問題を受け、最高裁は約100件の裁判記録について個別の調査を行うことを決めました。
少年事件について最高裁が個別調査を行うのは事実上、永久保存される「特別保存」にならずに廃棄された50件余りの記録です。
調査対象には2000年に愛知県豊川市で起きた夫婦殺傷事件や2004年に長崎県佐世保市の小学校で起きた同級生殺害事件なども含まれます。
事件記録の保存の在り方などを検討するために最高裁で今月28日に開かれた外部の有識者委員会で調査の方針などが議論されたということです。
最高裁は神戸連続児童殺傷事件の記録が廃棄されていた問題を巡り、すでに当時の神戸家裁の職員らから聞き取り調査を行っています。
また、最高裁は特別保存にならずに廃棄された民事事件や特別保存となったのに廃棄された民事事件の記録などについても個別の調査を行う方針で、対象は合わせて約100件に上る見通しだということです。
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