「残念でならない」森友公文書改ざん 元職員の妻の訴え棄却 「道義上はともかく法的根拠はない」大阪地裁|TBS NEWS DIG
公文書の改ざんを強いられて自殺した財務省・近畿財務局の元職員の妻が当時の理財局長に対して損害賠償を求めた裁判で、大阪地裁は妻側の訴えを退ける判決を言い渡しました。
近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)は、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを命じられたことを苦に、4年前、自殺しました。
妻の雅子さんは、国と当時の佐川宣寿理財局長に対し損害賠償を求め提訴しましたが、国側は去年12月、請求を全て認める「認諾」という手続きを取って、一方的に裁判を終わらせました。
残る佐川氏との裁判で、雅子さん側は「改ざん指示は極めて悪質で個人の責任を認めるべき」と主張。一方、佐川氏側は「個人ではなく国に賠償責任がある」として訴えを退けるよう求めていました。
25日の判決で、大阪地裁は「国に賠償を求めることができる以上、個人として責任は負わない」とし、これまで公の場で一切詳細を語らなかった佐川氏について、「謝罪や説明の義務も、道義上はともかくとして法的根拠はない」として、雅子さん側の訴えを退けました。
自殺した俊夫さんの妻 赤木雅子さん
「本当に残念でならなかったです」
雅子さん側は控訴する方針です。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/FpXakoE
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/9IM26B0
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/FrOoP7v
コメントを書く