韓国で「使い捨てコップ」に「プラ製ストロー」が“使用禁止”に レジ袋も有料ではなく“原則禁止” 現場では混乱が|TBS NEWS DIG

韓国で「使い捨てコップ」に「プラ製ストロー」が“使用禁止”に レジ袋も有料ではなく“原則禁止” 現場では混乱が|TBS NEWS DIG

韓国で「使い捨てコップ」に「プラ製ストロー」が“使用禁止”に レジ袋も有料ではなく“原則禁止” 現場では混乱が|TBS NEWS DIG

環境への配慮から韓国では、きょうからこれまで有料で提供されていたレジ袋の提供などが原則禁止となりました。対応に混乱する現場を取材しました。

記者
「コンビニでは、こうしたレジ袋の提供が原則禁止となります」

韓国できょう、始まったのは使い捨て製品に対する制限の強化です。コンビニでこれまで有料だったこうしたレジ袋はきょうから原則的に提供できなくなります。日本では2年前から有料で提供されていますが、さらに一歩踏み込んだ形です。

この日は制度の実施前にも関わらず、商品をエコバックに入れたり手で抱えたりする客が多くいました。


「普段から袋を持ち歩いているので、不便はありません」
「(レジ袋禁止を)もっと早くやれば、よかったと思います」

コンビニ店長 イ・ホジュンさん
「未来世代のために環境を保全しなければならないという趣旨に私たちも共感しています」

飲食店などでも使い捨ての紙コップやプラスチック製のストロー、マドラーなどが使用禁止になります。

ただ、こうした制限の強化は事業者にとって大きな負担に。

こちらのネットカフェでは、飲み物は使い捨てのプラスチック製のコップ、食事は紙の容器に入れて提供していましたが、これらが禁止されると食器を洗うために新たに人を雇う必要があるといいます。

ネットカフェ店長 ナ・ソンイルさん
「少なくとも、ひと月300万ウォン(約30万円)の費用がかかることになります。そうすれば赤字は避けられません」

事業者の不満もあり、政府は▼コンビニでのレジ袋や▼飲食店での紙の容器など、一部製品の提供については、違反に伴う罰則を一年間、猶予することにしました。

しかし、現場では混乱も…

コンビニ店長 イ・ホジュンさん
「使い捨ての袋を使っていいのか、ダメなのか曖昧だと思います。ある店はレジ袋を使い、ある店は使わず、現場では混乱が起きています」

利便性と環境配慮の間で、環境先進国を目指す韓国の模索が続いています。

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