埼玉大学が約2100件個人情報流出　「ドッペルゲンガー・ドメイン」気づかず｜TBS NEWS DIG

埼玉大学が約2100件個人情報流出　「ドッペルゲンガー・ドメイン」気づかず｜TBS NEWS DIG

埼玉大学で、およそ2100人分の電話番号やメールアドレスなどが流出しました。原因は誤送信を誘う「ドッペルゲンガー・ドメイン」と呼ばれるものでした。

埼玉大学によりますと、去年5月、教員が大学のメールのアカウントから私用のGmailに転送設定する際、ドメインを「gmail.com」とするところを、誤って「l」のない「gmai.com」と入力しました。

この結果、10か月にわたり5000件ほどのメールが誤ったアドレスに転送され、学生など、およそ2100人分の電話番号やメールアドレスなどが流出しました。

この「gmai.com」は有名なドメインに似せて誤送信を誘う「ドッペルゲンガー・ドメイン」と呼ばれ、教員は送信エラーの表示がないことなどから、転送先が間違っているとすぐに気づけなかったということです。

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