【速報】妻殺害の罪に問われた講談社元社員 最高裁が東京高裁に審理差し戻し 一・二審で懲役11年判決も元社員「妻は自殺した」と無罪主張|TBS NEWS DIG

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妻を殺害した殺人の罪で一審、二審とも懲役11年の判決を受け、上告していた講談社元社員の被告に対する判決で、最高裁判所は先ほど、これまでの判決を取り消し、東京高裁に審理のやり直しを命じました。

講談社の元社員で漫画雑誌「モーニング」の編集次長をつとめていた朴鐘顕被告(47)は2016年8月、都内の自宅で妻の佳菜子さん(当時38)を殺害した罪に問われています。

一審と二審はともに朴被告が殺害したと認定し、懲役11年の判決を言い渡しましたが、朴被告側は、「妻は産後うつで自殺した」と一貫して無罪を主張し上告していました。

先月27日には最高裁で弁論が開かれ、検察側が「朴被告が首しめ殺人を転落死事故に見せかけようとした」などと上告を退けるよう求めた一方で、弁護側は「この事件に他殺を積極的に推察させる証拠は何1つない」と改めて無罪を主張していました。

最高裁は下級審の結論を変更する場合には弁論を開かなければなりません。

先月、弁論が開かれたことで、一・二審の有罪判決が見直されるかが注目されていました。

最高裁の判決を前に、先週金曜日、拘置所にいる朴被告は、JNNの取材に応じ、「妻を殺害などしていません。無罪判決を信じています」と語っていました。

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