覆面アーティスト バンクシー、ウクライナでの作品のメイキング動画公開 市民のインタビューも｜TBS NEWS DIG
イギリスの覆面ストリート・アーティスト「バンクシー」が、ウクライナで描いた作品について市民のインタビューを含めたメイキング動画を公開しました。
「2022年11月」の文字とともに始まる動画。カラースプレーで絵を描く様子や、首都キーウ近郊の村の名前とひげをたくわえた男性が風呂に入っている絵が映し出されます。
1分30秒ほどのこの動画はバンクシーがSNSで公開したもので、街で弾き語りをする女性の歌にのせて、7つの作品が紹介されます。
リボンを回している体操選手や、崩れたコンクリートの上で逆立ちしている女性、そしてウクライナ侵攻を支持するシンボル「Z」のマークの入ったロシア軍のものとみられる車両と兵士を描いた作品もあります。
また、柔道着を着た少年が黒帯を締めた大男を投げ飛ばす絵の近くでは、親子のインタビューも収録。子どもは、崩れた建物にあった幼稚園に通っていたといい、母親は「ここに落ちた爆弾でたくさんの人が亡くなった。流す涙も枯れてしまった」と語ります。
最後は「ウクライナの人々との連帯のもと」とのメッセージで締めくくられ、動画からはロシアによる侵攻への怒りと悲しみが感じられます。
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