自転車にもなれる“二刀流バイク” 日本で初登場(2022年11月18日)
1台でバイクと自転車の車両区分を持つ“二刀流”の乗り物が日本で初めて登場します。
「モビチェン」は、従来の電動バイクで自転車レーンを走ることを可能にするキットです。
和歌山市のベンチャー、「glafit」が開発したもので、モードを切り替えるだけで電動バイクが自転車の機能に早変わりするのです。
glafit代表取締役・鳴海禎造さん:「システムと連動しているため(ナンバープレートを)覆うような形になると、バイクの機能、つまりアクセルを使えなくなります。あえて何個もボタンを押さないといけないようにしていて、止まって降りて作動させると、そういうことを動線的に作りました」
この仕組みが警察庁に認可され、日本初となる「車道も、自転車道も走れる二刀流バイク」が誕生したのです。
モードの変更によって、「自転車を除く」と表示された一方通行の道や、自転車が通れる歩道も走れるようになります。
glafit代表取締役・鳴海禎造さん:「自転車のように乗ってもバイクとして取り締まるというのが今までの常識でしたが、本当に自転車として扱われ、自転車の機能にバイクの機能を必要としていないので、法律も切り替わるから完全な“1台2役”になった。自転車風じゃなくなった」
自転車モードで乗る限り、免許の必要はないということです。
モビチェン機能は専用バイクと別売りで12月に発売される予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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