ポーランド着弾のミサイル ゼレンスキー氏「我々のミサイルではない」 2人死亡の村では専門家による調査続く|TBS NEWS DIG
ポーランドに着弾したミサイルについて、NATO=北大西洋条約機構はウクライナの迎撃ミサイルだったとの見方を強めていますが、ウクライナのゼレンスキー大統領は「我々のミサイルではない」と反論しています。
ウクライナ国境近くのポーランドの村にロシア製のミサイルが着弾し、2人が死亡したことについて、ゼレンスキー大統領は16日、地元メディアに対し「空軍からの報告を信じている」、「我々のミサイルではないことに疑いの余地はない」と述べました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「最終的な結論を出すのは調査結果が出るまで待ちましょう。それが公平です」
その上で、調査チームにウクライナを参加させるよう求めました。
ミサイル着弾をめぐってNATOとポーランドは、ウクライナ側がロシアからのミサイルを迎撃するために発射したことで起きた可能性が高いという見解を示していて、見方がわかれています。
一方、ロシアもウクライナ側のミサイルによるものだと主張。ペスコフ大統領報道官は、アメリカのバイデン大統領が「ロシアから発射されたものとは考えにくい」などと発言したことに対し、「アメリカ側の反応は抑制的で、はるかにプロフェッショナルなものだった」と評価しています。
こうしたなか、現地では…。
記者
「この先でミサイルが着弾したということなんですが、今は広い範囲で立ち入りが規制されています」
ウクライナ国境近くの村では、ミサイルの破片などの証拠物の収集が行われ、専門家チームなどによる調査が続いています。
住民
「我が家から50メートルくらいの場所にミサイルが落ちました。亡くなった2人はよく知っています。とても残念です」
現地メディアなどによりますと、ミサイルは穀物乾燥施設に着弾し、亡くなった2人は60代の男性で、16日は教会のミサで村人たちが祈りを捧げました。
「子供たちが再び安心感を失っている」として学校も休校になっていて、小さな村に動揺が広がっています。
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