ポーランドへロシア製ミサイル着弾 G7・NATOが緊急会合|TBS NEWS DIG

ポーランドへロシア製ミサイル着弾 G7・NATOが緊急会合|TBS NEWS DIG

ポーランドへロシア製ミサイル着弾 G7・NATOが緊急会合|TBS NEWS DIG

ポーランドへのミサイル着弾は、G20首脳会議のため、各国首脳がインドネシアに集まるさなかの出来事でした。現地では、早速、G7=主要7か国の首脳による緊急会合も行われました。インドネシアから中継です。

バリ島にあるG20のメディアセンターでは、ポーランドへのミサイル着弾を受け、けさから各国のメディアが慌ただしく状況を伝えています。この事態を受け、バリ島に滞在中の首脳たちにも動揺が走りました。

記者
「ロシアミサイルのポーランドへの着弾について、一言」
岸田総理
「情勢、いま確認中です」
記者
「ポーランドにミサイルが着弾したことを受けまして、現在、緊急会合が開かれています」

G7とNATOは、アメリカの呼びかけで緊急の首脳会合を開催し、岸田総理やフランスのマクロン大統領、カナダのトルドー首相などに加え、オランダやスペインなどEUの首脳らも参加しました。

先ほど行われたG7首脳会議は40分ほどで終了し、バイデン大統領は記者団に対し、次のように話しました。

アメリカ バイデン大統領
「緊張緩和するために世界各国の首脳がG20に集まっているさなかに、ロシアはウクライナで緊張を高める行為を続けているウクライナや西側に何度もミサイルが飛んできている」

また、岸田総理は会合後、「情報交換を行いました」とだけ語りました。

今回のG20首脳会議では、食糧とエネルギー価格高騰の大きな要因の一つとなっているウクライナ情勢について、各国の首脳からロシアに対して厳しい意見が相次ぎました。

一方で、プーチン大統領の代理で出席したラブロフ外相が、きのうの会見で「G20の宣言についての作業は終わった」などと発言したことから、ウクライナへの侵攻を非難しつつも、ロシアの立場にも一定の配慮を示す内容の首脳宣言が採択されるとの見通しが広がっていました。ラブロフ外相は、すでに帰国の途に就いています。

G20首脳会議はきょう午後に閉幕しますが、日本政府関係者は「首脳宣言に影響が出るかもしれない」と話していて、首脳宣言の内容は取りまとめることができるのかどうかも含めて、不透明な状況です。

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