「平成最後の福男」が教える“一番福をつかみ取るコツ”『福男選び』3年ぶりに復活!(2022年11月15日)

「平成最後の福男」が教える“一番福をつかみ取るコツ”『福男選び』3年ぶりに復活!(2022年11月15日)

「平成最後の福男」が教える“一番福をつかみ取るコツ”『福男選び』3年ぶりに復活!(2022年11月15日)

「一番福」を目指す熾烈な戦い。毎年恒例の光景がついに来年の1月、「3年ぶり」に帰ってきます。

 毎年1月10日の「十日えびす」に「えべっさん」の総本社・西宮神社の境内を駆け抜けて本殿参拝の一番乗りを競う『福男選び』。古くは江戸時代に始まったとされますが、これまでに様々な人間ドラマが生み出されてきました。

 ゴール直前のカーブは人呼んで“魔の最終コーナー”。過去には、ぶっちぎりで先頭を走っていた人も、ゴール直前で転倒してしまうことがありました。対決のボルテージは年々上がり、開門5分前なのに一番福を狙う人たちの圧力で門が開いてしまうことも。

 (記者リポート 2005年)
 「門の前に並べるのはわずか108人。足を競う前に、まずはくじ運を競うことになりました」

 2005年からは場所取りが禁止され、最前列は「くじ引き」で決められることになりました。

 様々なドラマを生み出してきた新春の風物詩なのですが、去年と今年は新型コロナウイルスの影響で走るのではなく「歩いて参拝」する形でした。

 そんな中、ようやく来年、感染状況が落ち着いていることなどから3年ぶりに開催を決めたということです。

 (西宮神社 吉井良英権宮司)
 「コロナが感染拡大にならないように十分に注意をしながら、伝統的な行事をできるだけ元に近い形で、相談をして進めていきたいというふうに考えております」

 参拝者たちも次のように話します。

 (参拝者)
 「最近やっていなかったので寂しいなと思っていたんですけど、みんな楽しみにしているのでいいな、よかったなと思います」
 「早くコロナが終わったらそれが一番いいんやけど。無理してすることもないかなとも思うけど、祝い事だからみんながんばってもらったらいいと思います」

 3年ぶりの開催。果たして今回はどんなドラマが生まれるのか。「福男」に話を聞きました。

 (2019年の福男 伊丹祐貴さん)
 「私、2019年の西宮神社の平成最後の福男でございます。新喜劇の伊丹です、お願いします」

 2019年の「二番福」に選ばれた吉本新喜劇・座員の伊丹祐貴さん。

 (2019年の福男 伊丹祐貴さん)
 「(Q3年ぶりの開催についてどう思う?)福男としては、福男選びを盛り上げようとずっと思っていたのでめっちゃうれしかったです。うれしいんですけど、芸人としては福男が出れば出るほど薄まっていくので…」

 そんな「二番福」の伊丹さんに“福男をつかみ取るコツ”を教えてもらいました。

 (2019年の福男 伊丹祐貴さん)
 「第一直線と言われるところなんですけど、スタートと同時に集団で右に行くんですよ。やっぱり(集団から)抜けないといけないので、左に行った方が走りやすいです。(Q『福男』をとってからうれしいことはあった?)(当時)何も仕事が無かったんですけど、そこから新喜劇に入団させていただいて。個人的には結婚を。(Q『福男』をとってから収入は何倍アップした?)マックスは…ほんまに5倍ぐらいですかね。もとが少ないので」

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