「共謀も実行もない」息子と姉殺害を否認 62歳女の初公判(2022年11月15日)

「共謀も実行もない」息子と姉殺害を否認 62歳女の初公判(2022年11月15日)

「共謀も実行もない」息子と姉殺害を否認 62歳女の初公判(2022年11月15日)

 去年4月、千葉県市川市で息子(32)と共謀して姉(当時64)に不凍液を飲ませ、階段から落として殺害した罪などに問われている女(62)の初公判が開かれ、女は「共謀も行為もしていません」などと起訴内容の一部を否認しました。

 姫野富士子被告は、去年4月、息子の一倉大悟被告と共謀して姉の姫野旬子さんに自宅で車の整備などに使う毒物を含む不凍液を混ぜたコークハイを飲ませ、階段から投げ落として殺害した罪などに問われています。

 今月15日の初公判で富士子被告は、「殺人の共謀も実行行為もないとはっきり申し上げます」などと殺人の罪については無罪を主張しました。

 検察側は、富士子被告が旬子さんとの間に介護などのトラブルを抱え、事前に殺害について息子とやりとりをしていたなどと共犯性を指摘しました。
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