北朝鮮、対米「実際的行動へ移るべき」 核実験・ICBM再開を示唆
北朝鮮は対アメリカ政策をめぐり「実際的行動へ移るべき」と結論づけたと明らかにしました。核実験とICBM発射実験の再開の可能性を示したものとみられます。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が司会を務める党中央委員会・政治局会議が19日に開かれ、アメリカとの長期的な対決に向け「実際的行動へと移るべき」との結論を下したと伝えました。「全活動」の再稼働の検討を指示したとしていて、2018年の米朝首脳会談前に中止を表明していた核実験やICBM=大陸間弾道ミサイル発射再開の可能性を示したとみられます。
バイデン政権が就任1年を迎える中、米韓合同演習や制裁強化などをめぐり「アメリカの敵視政策と軍事的脅威が危険ラインに至った」と揺さぶりをかけています。(20日16:27)
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