『第8波来ているんじゃないか』追われる病院「発熱外来の患者が増えてきた実感ある」(2022年11月14日)
11月13日、厚生労働省は新たに全国で6万8894人の新型コロナウイルスへの感染が報告されたと発表しました。9日連続で前の週の同じ曜日を上回っていて、全国的に増加傾向となっています。そんな中で今、医療現場はどのような状況なのでしょうか。
大阪市生野区にある葛西医院では、11月14日も朝から発熱外来の受診を希望する電話が鳴り、スタッフは対応に追われていました。小林正宜院長は“第8波”はすでに到来していると感じています。
(葛西医院 小林正宜院長)
「少しずつ往診の数も増えて、発熱外来の患者さんの数も増えてきたという実感があります。第8波は来ているんじゃないかなと思います」
この医院では、一般の外来と区別するため、新型コロナウイルス陽性の疑いがある患者は駐車場に設けたプレハブ小屋で診察しています。
取材した日、発熱の症状が出た10代の患者が母親とともに訪れました。
(小林院長)「ワクチンは打っている?」
(10代患者)「打っていないです」
(小林院長)「熱は39.3℃やわ。そりゃしんどいわ、つらいな」
検査をしたところ陽性であることが判明し、しばらく自宅療養を続けることになりました。
(葛西医院 小林正宜院長)
「やっぱりワクチンを打っていないので、症状が結構きつく出ている形でしたね。しっかり解熱薬を飲んでもらって、ちゃんと症状を抑えられたら、このまま良くなっていくと思います」
終わりがないように見える新型コロナウイルスとの闘い。ただ医療現場では変化も出始めているといいます。
(葛西医院 小林正宜院長)
「接触感染のリスクはかなり低いのではないかと言われていますので、装備としては少し軽装になってきて、換気が効いた場所で検査をするのであれば、手袋とフェイスガードをしていれば、ガウンなどがなくてもいいとされています」
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