【村田兆治さん死去】「マサカリ投法」を武器に活躍 自宅が火事 床に座った状態で…
マサカリ投法を武器に活躍した元プロ野球選手の村田兆治さんの自宅で火事があり、搬送先の病院で亡くなりました。消防隊が救助に向かった際、村田さんは床に座った状態だったということです。
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2年前、当時70歳だった村田兆治さんが始球式を行いました。70代となっても、代名詞の「マサカリ投法」は健在でした。
11日未明、東京・世田谷区にある村田兆治さんの自宅で火事が起きました。村田さんは意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
近所の住民
「隊員の方が心臓マッサージを何回かやって」
消防隊が自宅に入った際、村田さんは2階の部屋の床におしりをついた状態で見つかったといいます。
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11日、自宅で火事が起き、元プロ野球選手の村田兆治さん（72）が亡くなりました。
かつて所属していたロッテオリオンズの本拠地・川崎球場があった場所では、ファンが献花に訪れていました。
献花に訪れた村田さんのファン（50代）
「村田兆治投手の投球フォームがかっこよくて大好きでした」
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村田さんは1967年にドラフト1位でロッテの前身「東京オリオンズ」に入団。足を高く上げ、腕を振り下ろすように投げる「マサカリ」投法を武器に活躍しました。勝った試合の後にはファンがグラウンドへ駆け寄るなど、愛されてきた選手でした。
その村田さんは1990年に40歳で引退。通算215勝をあげ、最多勝や最優秀防御率など数々のタイトルを獲得しました。
「23年という長い間、投げ続けてこられたのは、ひとえに皆様のおかげです。心からお礼を申し上げます。ありがとうございました」
72歳となった今でも体を鍛えていたのか、自宅にはバーベルのようなものも置いてありました。
その村田さんは今年9月、羽田空港の保安検査場で女性検査員に暴行を加えたとして逮捕されましたが、その後、釈放されました。
「本当にご心配とご迷惑をかけたのは事実です。彼女に誠心誠意、謝りたいと思う」
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村田さんの自宅で未明に起きた火事。直後の映像には、2階の窓が焼け落ち、室内が激しく燃える様子が映っていました。
近所の住民
「見に行った時はすでにガラスが割れていました。火はぎゅんぎゅん出ていたし」
当時、1人で自宅にいた村田さん。死因は煙を吸ったことによる一酸化炭素中毒の疑いがあるということです。
警視庁によりますと、火元は2階のリビングだということですが、消防隊が家に入った際、リビングの隣の部屋で床に座った状態の村田さんを発見。目立った外傷はなかったということです。
野球界のスターに何が起きたのか。警視庁は出火の原因を調べています。
（2022年11月11日放送「news every.」より）
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