コロナ“第8波”対策「医療非常事態宣言」で旅行や移動の自粛案も|TBS NEWS DIG
政府はコロナの“第8波”に向けて医療提供体制がひっ迫した都道府県の知事が「医療非常事態宣言」を出して、旅行や移動の自粛を呼びかける案を専門家に提示しました。
きょう、厚労省が発表したコロナの新規感染者数は7万4093人。すでに感染“第8波”に入ったとの分析もある中開かれた政府のコロナ対策分科会。
後藤新型コロナ対策担当大臣
「感染拡大が進行し、保健医療の負荷が高まった段階においてとりうる感染拡大防止措置について案をお示ししております」
政府が示した対策案は、感染レベルを4段階に分類。病床使用率50%を超える場合をレベル3の「医療負荷増大期」としました。この段階では発熱外来には患者が殺到し、企業では欠勤者が相次ぐことが予想されるため、都道府県が「対策強化宣言」を出し、リスクが高い行動を避けるよう呼びかけられるようにする案です。
それでも感染拡大が続いた場合は、「医療機能不全となる」前に、都道府県知事が「医療非常事態宣言」を出せるようにします。
出勤の大幅な抑制や帰省・旅行などの自粛なども検討されていますが、飲食店などへの時短や休業は要請せず、学校の授業も継続する方向です。
当初、政府は感染者数でレベル分けを検討していましたが、専門家から「医療のひっ迫度で判断するべき」と指摘されたほか、「若者に自粛を呼びかけるのはいかがなものか」などの異論が出て、政府案が修正されたということです。
後藤大臣は会見し、次のように述べました。
後藤新型コロナ対策担当大臣
「特に大人数の会食や大規模イベントへの参加は見合わせることも含めて、慎重に検討判断を求めるとか。若者も含めてお願いをするという趣旨であります」
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