「亡くなった同僚たちのことを考えるとあの日に戻る」アメリカ同時多発テロから22年 NYで追悼式典｜TBS NEWS DIG
世界を震撼させたアメリカ同時多発テロから22年を迎え、ニューヨークで追悼式典が行われました。
アメリカ同時多発テロから22年となった11日、倒壊した世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」で追悼式典が行われました。
記者
「まもなく1機目のハイジャック機がビルに突入した、8時46分を迎えます。多くの人が集まり、黙とうを捧げます」
ハイジャックされた航空機がビルに突入した時刻や、タワーが倒壊した時刻などに合わせ6回の黙祷が捧げられ、犠牲者およそ3000人の名前が遺族によって読み上げられました。
ニューヨーク市消防局員
「ここに来て亡くなった同僚たちのことを考えると、あの日に戻ります」
祖父を亡くした人
「当時あった助け合いの気持ちが、今の社会にもあるかは分かりません」
式典にはハリス副大統領らが出席。バイデン大統領はアラスカ州でスピーチを行い、「憎しみや、過激主義、政治的暴力の傾向が強まっている。私たちは違いと分断を武器にした、毒に満ちた政治に屈してはならない」と団結を訴えました。
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