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中国最大の航空ショー 注目は「無人化兵器」 開発の影にウクライナ侵攻が|TBS NEWS DIG
中国で行われている国内最大の航空ショー。目立っているのは最新鋭の軍事用のドローンなど無人兵器です。その狙いとは。
編隊飛行を披露する中国の次世代ステルス戦闘機「殲20」。広東省珠海市で開かれている中国最大の航空ショーでは、様々な最新兵器が公開されました。
今回、特に目立っているのが、兵器の「無人化」技術です。
記者
「こちらが翼竜3という無人機です。本物の機体で初めての公開です」
初公開されたドローン「翼竜3」。航続距離は1万キロ、2トンを超える武器を積むことができ、アメリカのドローンに対抗し作られたとも言われています。
そして、こちらは敵の捜索から攻撃まですべて無人兵器で行える「市街地での戦闘」を想定したシステム。
なぜ、こうした無人兵器に重きが置かれているのか。中国の兵器製造企業の担当者は、ロシアによるウクライナ侵攻での戦闘などを参考にしていると明かしました。
中国の兵器製造企業 担当者
「兵器の無人化・情報化・AI(人工知能)化の発展は、ロシアとウクライナの戦闘やシリアでの戦争から学んだものです」
ウクライナはアメリカなどから最新鋭のドローンを供与され、戦果をあげています。一方のロシアは、インフラ施設に対する相次ぐ攻撃にイラン製ドローンを用いているとされます。
無人兵器やAI=人工知能の重要性が高まっている現代の戦争。先月の中国共産党大会で習近平国家主席が「無人化・AI化した戦闘力の強化を加速する」と宣言するなど、中国が今、最も力を入れている分野の一つなのです。
中国の兵器製造企業 担当者
「今の戦争のやり方は本質から変わっています」
また、これは今回のショーにも登場したドローン「双尾蝎」。実際に運用が始まっています。よく似た偵察・攻撃用ドローンが沖縄本島と宮古島の間を何度も通過しているのを日本の防衛省は確認しています。
今回の航空ショーについて海外からの出席者に聞くと…。
スーダンの軍需企業関係者
「中国の軍事技術は素晴らしく、未来がある」
ショーには43の国・地域からも多くの企業が参加しています。
戦闘機に比べて価格が安いうえ、兵士の犠牲が減らせるというメリットを受け、需要が高まる軍事用ドローン。中国は、すでにアルジェリアやサウジアラビアなど10か国以上に輸出していて、今回、軍事技術の向上をアピールすることでアメリカなどをけん制するとともに、輸出拡大にも繋げたい思惑もうかがえます。
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