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【気候変動】異例ハリケーン フロリダ上陸 スペインは干ばつ COP27“異臭騒動”も(2022年11月10日)
アメリカ・フロリダ州に巨大なハリケーン「ニコル」が10日午後、上陸しました。この時期としては異例のハリケーン襲来。風や雨に加え、海面上昇による水害に懸念が高まっています。
カリブ海に浮かぶバハマの島を襲うハリケーン「ニコル」。押し寄せた高波が堤防を乗り越え、沿岸付近の多くが水浸しとなりました。
秋も終わりという季節に襲来したニコルは、アメリカ・フロリダ州に接近。上陸すれば、11月としては37年ぶりのハリケーンになります。
「イアン」や「アレックス」など立て続けにハリケーンに襲われているフロリダでは、急ピッチで嵐への備えが行われていますが、すでに目に見える被害が出ているところもあります。
ガラス戸の向こうに見える海。カメラが窓の外を覗き見ると、すでに家の手前まで海岸の浸食が迫っています。また、家の一部は土台が削り取られ、レンガごと宙に浮いている部分もあります。
荒波と高潮で海岸の砂が約6メートルも流され、不安定になった部分に鉄柱を差し込む姿もみられました。
今回のニコルで懸念されるのは水面の上昇です。
アメリカは現在、大潮のなかでもとりわけ大きい「キングタイド」と呼ばれる時期にあたり、アメリカの国立ハリケーンセンターの予報では…。
米国立ハリケーンセンター:「高潮と大潮が重なって海岸近くが浸水し、水面の高さは最大1.5メートルに達する可能性があります」
ハリケーン到来前に、すでに崩れてしまった建物もあります。
地元の保安官は不安を募らせます。
ボルシア郡保安官:「ボルシア郡の海岸沿いには構造的に安全ではないとされた建物が何十軒もあるんです」
ニコルは今月10日午後、フロリダ州東海岸に上陸したと発表されました。嵐の襲来に備え、航空会社は約2000便を欠航しています。
一方、ヨーロッパのスペインでは干ばつの被害が深刻化。
乾いた大地に無数のひび割れ…。
スペインの国立公園の自然保護区。このエリアには水も草木もある湿原が広がっていたといいます。
生物学者、カルメン・ディアス氏:「大きな痛手です。ここは水が最後に残っている場所でした。すべてが乾いてしまった」
かつて、ここには池が存在していました。しかし現在、その面影はありません。
朽ち果てたボートや水位計が、ここが池だったことを伝えています。水は完全に干上がり、野生生物の亡骸が横たわるのみ。
観光客:「ここには牛や馬ばかり。魚たちや水さえもない」
例年、ここを訪れるという観光客は水のないこの光景に驚きを隠せませんでした。
エジプトで開かれている温暖化対策を話し合う国際会議「COP27」。国連事務総長がスピーチを始めると…。
グテーレス事務総長:「なぜなら…あなたは容赦なく指導者たちに…。NO、間違った原稿を渡されたと思う」
会場の外でもハプニングが…。異臭を放つ水の流れが現れたのです。
これは下水漏れによって流れ出た汚水。出口が一部、浸水する事態に…。
飛び越える人もいれば、恐る恐るブロックを置き石がわりに渡る人たちも…。見かねた係員がブロックを近付け、渡りやすくしていました。
また、COP27に合わせて温暖化対策に消極的な国に贈られる化石賞に日本が3回連続で選ばれました。
その理由として、日本が石油や天然ガスなどの開発計画における最大の投資国であることや岸田総理大臣が会議に出席していないことなどが上げられています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
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