藤井聡太竜王の竜王戦に『市が勝負メニュー作成』同じものを一般の人も!で町をPR(2022年11月9日)

藤井聡太竜王の竜王戦に『市が勝負メニュー作成』同じものを一般の人も!で町をPR(2022年11月9日)

藤井聡太竜王の竜王戦に『市が勝負メニュー作成』同じものを一般の人も!で町をPR(2022年11月9日)

11月9日に決着がついた「竜王戦七番勝負」第4局。舞台となった京都府福知山市では、棋士らが食べる『勝負メニュー』をPRする町おこしが行われています。

 11月9日午後3時すぎ、将棋界最高峰の「竜王戦七番勝負」第4局の決着がつきました。タイトルを保持する藤井聡太竜王が広瀬章人八段と対局して勝利。藤井聡太竜王は3勝目とし、初の「竜王」防衛に王手をかけました。

 2人の熱い戦いの舞台となったのが京都にある「福知山城」です。「本能寺の変」で有名な戦国武将・明智光秀が築いた城で、4年前の竜王戦以来2回目となる天守閣での対局です。

 (藤井聡太竜王 11月7日)
 「歴史のある場所で対局させていただくのは光栄ですし、対局も歴史に残るようなものにできればと思います」

 一方、対戦する広瀬八段が気になっているのは、対局中に2人が注文する『勝負メニュー』です。

 (広瀬章人八段 11月7日)
 「地元の名産のご飯もおやつもたくさんあると思うので、そちらのほうも対局の息抜きに楽しみにしています」

 福知山市では対局に合わせて「勝負めし」や「勝負おやつ」などと題して地元の飲食店の30品のメニューを掲載したメニューブックを作成。棋士が食べたものと同じものを一般の人にも食べて楽しんでもらおうと企画されました。

 (福知山城対局実行委員会 柳井津佑健専務理事)
 「メニューブックっていうのは、今回もちろんお2人に召し上がっていただくものですが、それ以外にもいろんなところにメニューブックを置かせていただいて、市内の飲食をPRしていくと」

 勝負メニューに採用されたお店「アン.ドンプリ」は若者に話題のスイーツ店です。この店の「カツ丼プリン」は、見た目がカツ丼のプリンで、カツはスポンジとパイ生地でできた、れっきとしたスイーツです。ベタですが“勝負にカツ”というゲン担ぎで選ばれた「勝負おやつ」のひとつです。

 (試食した野嶋紗己子アナウンサー)
 「カツ丼だと思いながら口に入れているから、違和感はあるんですけれど、スイーツですね」

 11月8日の対局では広瀬八段も注文したそうで、11月9日の昼過ぎには「カツ丼プリン」は完売しました。

 (お店に訪れた人)
 「(Qきょうは何を買いに来た?)かつ丼プリン。広瀬さんが食べていておもしろそうだったから」
 「福知山って特徴的なものがないので、そういうので盛り上げてもらえたらいいと思います」

 続いてランチに注文する「勝負めし」。福知山市にある飲食店「丹波の奥屋敷たかた荘」では、地元の食材で彩ったちらし寿司や、明智光秀の家紋である桔梗を押した出汁巻き卵などが入った御膳は、対局にあわせて考案された限定メニューです。

 (試食した野嶋紗己子アナウンサー)
 「これは写真で撮っても映えそうですし、見ても楽しい、食べても秋を感じる、素敵なお弁当ですね」

 ちなみに11月9日に2人が食べたのは、藤井竜王は「福知山産京地どりの親子丼」、広瀬八段は「肉のまち福知山特選牛すき焼き定食」でした。2人に選ばれなかったメニューもありますが、対局が終わった後も福知山市内で食べることができます。

 また竜王戦にあわせて11月8日は、折田翔吾五段と藤井奈々女流初段の2人の現役棋士も参加して子ども向けの将棋教室も開催されました。福知山市では子どもたちにも将棋を身近に感じてもらおうと、「こども竜王戦」を今週末に開催するなど、将棋イベントが行われています。

 福知山市内にあるホールでは棋士らによる竜王戦の大盤解説が開かれて、遠くは北海道など全国から約300人が集まりました。将棋界最高峰の戦いに地元・福知山の街は大いに沸いたのです。

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