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【物価高】家計ピンチ 9割に影響 掘り出し物は逃すな“デカ盛り”飲食店も…(2022年11月9日)
最近あらゆるものが本当に値上がりし、原油や光熱費なんかもずっと上がり続けていて、値上がりしていないものを見つける方が難しいかもしれません。そんななか、9日午後に発表された調査で分かったのは、家計を守るために「お小遣い」が月1万円も減らされているという厳しい現実です。
皆さん知恵を絞り、家計を守っています。
30代・独身:「ダイエット兼ねて食べる量、減らそうかな」
60代・会社員:「健康のためにたばこやめた」「(Q.節約に?)大きい。一日1箱でも500円以上だから」
それもそのはず、衝撃的なデータが発表されました。
住友生命保険が9日に発表した我が家の台所事情アンケート。物価高で家計への影響があったとする人は9割近くに上りました。
物価高の波は家計に押し寄せています。生活費に関しては9割近くが“増えた”としています
そのあおりを顕著に受けているのが“お小遣い”です。
3万2000円ほどだったお小遣いが実に1万円以上、削減され、2万1000円ほどになりました。
30代独身:「外出する時は(昼食代を)1000円以内に収めたい」
飲食店関係者は食費削減の様を間近で見てきました。
飲食店関係者:「家族ぐるみ。お父さんビール2杯飲んでいたのに1杯で帰るとかは顕著」「(Q.誰が締めているんですか?)決まっているじゃないですか、身に覚えがあるでしょ」
小遣いが“減っていない”人もいました。
50代・会社員:「良い嫁さんなので、そこはないようにしてくれている。やはり嫁さんがご飯代とか結構、詰めている」
それもそのはず、男女別に見ると女性の方が男性より7000円ほど多く切り詰めているのが分かります。
女性のお小遣いは2万円を切っています。
広島から来た人:「金利とかすごくチェックしている。数百円とかですけど、それだけにでもすがりたい」
50代:「100均だって今のうちに行っておかないと来年どうなるか分からない。毛染めはもう自分でやるしかないじゃないですか、買ってきて。うまくなってくる。自分でやると」
もはや物価高から“守る”のではなく、楽しむ局面に入ったとする専門家もいます。
経済ジャーナリスト・荻原博子さん:「掘り出し物は逃すな。そういう時って皆さんとにかく赤字覚悟でも来て、店を知ってほしい。そういう時には大盛りとか安い価格で出してくる。意外と良い買い物ができる」
東京・新橋では家計を助けるランチが登場します。
新橋など35店舗を構えるスパゲティー専門店。創業13年の節目を迎え、デカ盛りサイズを開店当時の650円で提供します。
20代・会社員:「ここは量がかなりあって安い」「(Q.生活自衛策は?)家で朝飯多く食べてます。今までは居酒屋に行っていたのがオフィスで1缶だけとか」「(Q.生活自衛策は?)節約で1回で多く量作って3日とか4日で食べる時もある」
買い物を楽しむ。スーパーでは、こんな商品が狙い目です。
経済ジャーナリスト・荻原博子さん:「スーパーなどのプライベートブランドですね。プライベートブランドはスーパーのラベルが貼られて売っているが、中身を作っているのはナショナルブランド。ですから中身は確か。しかも価格が安く出ているので、こういう物を使うとちょっと安く買い物できますよね。1割くらい安くなっていますね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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