高市氏 佐渡金山の推薦「日本の名誉の問題」
世界文化遺産への「佐渡島の金山」の推薦をめぐる問題で、自民党の高市政調会長は期限までに推薦すべきとの考えを示しました。
自民党 高市早苗政調会長
「政府にはもう登録に向けて本気で頑張って欲しいと希望いたしております。これは日本国の名誉に関わる問題だと思っております」
高市政調会長はこのように述べ、ユネスコの世界文化遺産登録の推薦期限である来月１日までに日本政府は「佐渡島の金山」を推薦すべきとの考えを示しました。
「佐渡島の金山」をめぐっては先月末、文化庁の文化審議会が推薦候補に選んだものの、文化庁は「今後、政府内で総合的な検討を行う」と異例の注釈をつけていました。背景には、戦時中に朝鮮半島出身者が強制的に労働させられたとして韓国側が反発していることがあるとみられます。
高市氏は、評価の対象となっているのは「鎖国下の江戸時代の技術」だと強調し、韓国側にも外交ルートで説明するよう政府に求めました。（19日21:59）
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