【撮影成功】3年歳月「世界で一番高い木」発見 ブラジル「アマゾン」にも調査班(2022年11月3日)

【撮影成功】3年歳月「世界で一番高い木」発見 ブラジル「アマゾン」にも調査班(2022年11月3日)

【撮影成功】3年歳月「世界で一番高い木」発見 ブラジル「アマゾン」にも調査班(2022年11月3日)

 一面、真っ白に広がる神秘的な光景。アメリカ・ユタ州にある「塩の平原」と呼ばれる観光地にも記録的な干ばつの影が忍び寄っていました。

 アメリカのウユニ塩湖とも呼ばれるユタ州にあるボンネビル塩原。

 元々は広大な湖でしたが、水分が蒸発して塩分濃度が高まり、塩の平原になったものです。

 ここも干ばつなどの影響で塩原が縮小しているといいます。

 まるで砂漠のように広がる茶色い世界。深刻な干ばつが続くアメリカの光景です。

 2日に公表された報告書によりますと、カルフォルニア州では記録破りの熱波に襲われ、気候変動は悪化していると伝えています。

 その一方で、アフリカ西部を中心に大量の雨が降り注ぎ、各地で洪水が発生。

 衛星写真により、被害の深刻さがより鮮明に判明。

 少し高台の集落を残し、ほぼすべて浸水。道路は消えて孤立した島のような状態に…。

 川沿いにあった町もほとんどが流され、わずかな建物が残るのみに。

 洪水の影響だけでなく、大地が侵食されている国も…。

 バングラデシュ沿岸にある小さな村。かつて、ここには豊かな田園が広がっていました。モンスーンや高潮の影響で村の土地は海や川に侵食され続けているのです。

 地元住民:「多くの人々が住んでいました。家はすべて浸食され、破壊されました」

 2000人が住んでいたものの、多くの人の家は流され、今では500人ほどしか残っていない村もあるといいます。

 人々が立ち入れない秘境と呼ばれる場所には「未知なる自然」が残っていることも。

 「中国で一番高い木」を発見。高さは83.4メートル。調査チームによれば、周囲の生態系を知るうえで重要な価値があるといいます。

 さらに、ブラジルでもアマゾンで一番高い木を発見。撮影することに成功したのです。衛星写真から、すでに3年前からその存在が確認されていました。

 調査チームは衛星画像を頼りに「一番高い木」を探し求め、ジャングルへ。

 しかし、日本でさえ衛星写真を頼りに一軒家を探すのは難しいわけであり、ましてや密林の奥地となると困難を極めます。

 衛星が示した場所はブラジル、アマゾン川流域のジャングルのなか。

 隊員:「14時56分。2022年9月17日」

 「秘境のアマゾン」。人類が立ち入ることを拒むように獰猛(どうもう)なピラニア、強靭(きょうじん)なアナコンダなどが潜んでいる危険なエリア。

 牙をむく大自然の猛威。隊員たちの行く手には数々の試練が待ち受けていました。

 ジャングルのなか、2日間で20キロ歩いたことも。これまで何度もジャングルに入って探し求めてきました。そして、ついに…。

 隊員:「神様に栄光あれ」

 「アマゾンで一番高い木」を見つけました。

 隊員:「非常に感動している。すべてを犠牲にした価値があった」

 ここに至るまで3年の歳月を費やしたという隊員たち。苦労が報われた瞬間です。

 隊員:「素晴らしい。アーメン!」 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事