近鉄不動産が直営『セルフドッグスパ』展開するワケは…相談多い“狭小地の活用”（2022年11月2日）

近鉄不動産が直営『セルフドッグスパ』展開するワケは…相談多い“狭小地の活用”（2022年11月2日）

飼い主の手でペットを洗ってあげられる『セルフドッグスパ』を不動産会社が展開します。その狙いとは？

　東大阪市にある近鉄・河内花園駅の目の前に１１月２２日にオープンするのは近鉄不動産直営のセルフ式ドッグスパ「Ｋ・ＤｏｇＳｐａ」。飼い主自らの手で愛犬を洗ってあげられる犬専用の入浴施設です。

　（近鉄不動産営業企画部　松本里梨子さん）
　「人目がないということで、ワンちゃんもリラックスできますし。飼い主さんも人目を気にせず愛情を注いでいただけます」

　施設にはマイクロバブルシャワーや大型のドライヤーなど本格的な設備がずらり。贅沢なバスタイムにワンちゃんもうっとり。

　（体験者）
　「（シャワーの）粒子がすごく細かくて、あたった感じがソフトですね。顔の方はいつも嫌がるんですけれど、今は嫌がらずに。すごく気持ち良さそうにしています」

　終わった後の掃除は自分で行います。清掃時間を含めて１人あたり５０分でお値段は３０００円です。なぜ不動産会社がこの事業に踏み入ったのか、その理由を聞きました。

　（近鉄不動産営業企画部　松本里梨子さん）
　「狭小地であったり、郊外立地のご相談が多く、そういったところでもできる何か活用方法はないかなということで」

　ちょっとした空きスペースでできる新しいビジネスとして、今後、関西の近鉄沿線を中心に一般向けにも販売できないか検討しているということです。

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