【値上げの冬】おでんの具にも タマゴと大根 分かれる「明暗」(2022年11月2日)
おでんの具材も値上がりしています。一体どの具材が値上がりしているのでしょうか。
寒くなると恋しくなるのが「おでん」。東京・北区にある店では定番のおでん種「ダイコン」や「たまご」などがよく出るということです。
しかし、お店側にはこんな悩みが…。
平澤かまぼこ・ラマプスカル店長:「食用油が上がって揚げ物とか、あと野菜とかも値段が上がったりしています。昆布とかも上がっていますね。たまごも上がっていますね」
最近、値段が上がったものを尋ねると、ほとんどの具材の名が…。
一体、何が起こっているのでしょうか。価格動向を、あの人に聞きました。
スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「あ、どうもこんにちは!何でも聞いて!」
まずは、主役である「練り物」の価格は…。
スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「『すり身』は本当に上がっています。厳しい状況です。魚介類というのは全般的に値上がり傾向がずっとあったんですけど、ここにきて燃料代の高騰とか…」
なかでも、心配なのが「卵」だそうです。
スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「珍しいですよ。この時期に、この値段になるというのは記憶にないですね…」
物価の優等生と言われる卵ですが、2日の価格はMサイズで1パック218円。秋葉社長によりますと、大きな災害などがない状況でこの価格は非常に珍しく、飼料代の高騰や電気代などの維持費が影響しているそうです。
さらに今後も…。
スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「9月になって徐々に『おでん需要』が始まって、これから先、クリスマスなんかのケーキの需要、あとお正月のだて巻の需要。そういうことで需要はかなり高まる時期なので…。今のこの価格帯からいくと平年でいうと、250円ぐらいまでいくんじゃないですか?最悪の事態だと280円とか、300円を超えるかな?」
そんななか、安くなるものも…。
スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「こちらのダイコンですね。ダイコンの価格がだいぶ安定してきました」
天候の影響で不作となり、値段が高かった北海道や東北産のダイコンでしたが、大きな天候不順がなかった関東産に移り、価格が下がってきたそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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