【ウクライナ侵攻】プーチン大統領 インフラ施設への攻撃は“報復の一部”
ロシアのプーチン大統領はウクライナのインフラ施設への攻撃について、クリミア半島でロシアの黒海艦隊などがドローン攻撃を受けたことへの報復の一部だと述べました。
ウクライナでは、31日各地でエネルギー関連施設がミサイルによる攻撃を受けました。
首都キーウなど広範囲で停電が起きたほか、北東部のハルキウでは地下鉄の運行が停止しました。断水も起きていて、市民生活に影響がひろがっています。
この攻撃についてプーチン大統領は、31日クリミア半島でロシアの黒海艦隊がドローン攻撃を受けたことへの「報復の一部」だとのべました。
また、穀物の輸送ルートをウクライナが攻撃に利用しているとして輸出合意を停止したことについて「この枠組みへの参加をやめるのではなく中断するだけだ」とのべました。
そのうえで仲介した国連などに「ロシアの船舶の安全を確保するよう求める」とのべ再開に向けた条件を示しました。
一方、放射性物質をまきちらす汚い爆弾をウクライナが開発しているとロシアが主張していることめぐり、IAEAのグロッシ事務局長は31日、ウクライナの2つの核施設での検証活動がまもなく完了し、今週末に最初の結論を出すと発表しました。
(2022年11月1日放送「ストレイトニュース」より)
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