渋谷ハロウィーン警備に“変化” 梨泰院事故受け?路地に規制(2022年10月31日)

渋谷ハロウィーン警備に“変化” 梨泰院事故受け?路地に規制(2022年10月31日)

渋谷ハロウィーン警備に“変化” 梨泰院事故受け?路地に規制(2022年10月31日)

 きょうはハロウィーン当日の31日です。渋谷でも梨泰院(イテウォン)で起きた大惨事を受け、警備にも変化が起きていました。

 事故の余波は渋谷にも及んでいます。

 3年ぶりに行動制限のない渋谷、ハロウィーン。

 韓国の事故を受け、時間を早めて警戒にあたっています。

 気になるのは、スクランブル交差点以外の警備です。

 これは韓国の事故が起きる前の29日の渋谷です。メインストリートではない路地もにぎわっていますが…。

 韓国の事故が起きた後の30日には、細い路地に入れないよう警察が入り口をふさいでいました。

 警察:「渋谷センター街は左側通行です」

 韓国では通行規制がなかったことも事故の原因とされていますが、センター街は左側通行が呼び掛けられています。

 ブラジル人:「渋谷は警備もしっかりしているし、日本人は礼儀正しいから不安はありません」

 ベラルーシ人:「来る前は不安だったけど、来てみたら大丈夫と思いました」

 人出に変化はみられなかったものの、意識に変化はあったようです。

 渋谷を訪れた人:「親に『あまりはしゃぎ過ぎるな』と念は押された」「『韓国で事故があったから気をつけなさい』と。人通りの少ない所、暗い所には行かず、大通りや警察のいる明るい所の方が良い」

 不安を隠せない人もいます。

 渋谷センター商店街振興組合・小野寿幸理事長:「他人事とは思えない、大きな事故。渋谷で起こってもおかしくない」
 
 渋谷センター商店街の理事長、小野さん。防犯カメラを設置するなど様々な対策をしてきました。

 渋谷センター商店街振興組合・小野寿幸理事長:「ここなんかは狭い。(韓国と)似ている」

 ただ韓国にはないノウハウが蓄積されていると話します。

 渋谷センター商店街振興組合・小野寿幸理事長:「(渋谷は)ああいう事件・事故は絶対ない」

 ハロウィーンやワールドカップのたび対策は練られ、韓国のような事故は起きていません。

 渋谷センター商店街振興組合・小野寿幸理事長:「警視庁が雑踏警備を何年も前から、渋谷区と商店街、警察と話し合って状況に応じて流れを作っている。狭い通りに(人が)たまったら動かす。広い通りに逃がす。あっちに入れないとか」

 事故を受け、人出の変化はあったのでしょうか。

 外が暗くなるにつれて、人の数は増えてきましたが仮装している人の姿は普段よりも少なく感じます。

 女性:「(仮装している人は)少ないですね。もうちょっといてもいいのになと」

 渋谷センター商店街振興組合・小野寿幸理事長:「騒ぐ連中が怖い。良からぬ連中が来ないように対策していきたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事