“梨泰院ハロウィーン”大惨事なぜ “急斜”坂道きっかけ？154人死亡(2022年10月31日)
韓国・ソウルの梨泰院（イテウォン）で起きた大規模な転倒事故、犠牲者は154人に上りました。現地の状況はどうでしょうか。梨泰院から報告です。
（佐々木快アナウンサー報告）
さらに辺りは暗くなってきて、梨泰院の町の寂しさがより一層際だつようになりました。
そして、この通りの各店舗にはこうした貼り紙が貼られています。日本語に訳しますと「謹んでお祈りを申し上げます。11月5日まで休業します」ということが書かれています。
非常に暗く、そして寂しい通りなんですが、進んでいきますと事故現場と同じような傾斜の下り坂があります。
位置としましては事故現場からは路地を1本挟んだ場所、幅は少し狭くなるんですが、実際に歩いていきますと見た目よりも角度傾斜がついてまして、私の歩き方を見てもらっても分かるように、かかとから着地しそしてひざがピンと伸びる状態で歩いていかなければいけないんです。ですから後からひざが伸びた状態で押されるとバランスを崩してしまうということは容易に考えられます。
それから、事故当日は実は酒が路面に流れていまして、濡れていたということもありました。ですから、そのあたりでも滑りやすかったということがうかがえます。
こうした地理的要因も考えられるんですが、事故原因の究明が急がれます。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
