韓国転倒事故で原因調査 安全管理面で政府に非難も(2022年10月31日)

韓国転倒事故で原因調査 安全管理面で政府に非難も(2022年10月31日)

韓国転倒事故で原因調査 安全管理面で政府に非難も(2022年10月31日)

 死者154人を出した韓国・梨泰院(イテウォン)の転倒事故は発生から2日が経ちましたが、現場では事故が起きた原因の調査が続けれています。

 (河村聡記者報告)
 現場となった坂道の前には依然、規制線が張られています。献花に訪れる人の姿や周辺には、飲み物や食べ物といった供えものもみられます。

 31日に尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領も夫人とともに合同焼香所を訪れるなど、韓国では追悼の動きが広がっています。

 10代と20代の日本人女性2人の死亡が確認されるなど、被害の全容が明らかになるなか、現場では31日も事故原因の調査が続きます。

 警察は、防犯カメラ映像の解析や周辺への聞き取りを進めており、午後には研究機関との合同鑑識も行われます。

 また当時、周辺の道路が人であふれ、救急車の到着や搬送に時間がかかったことが被害拡大につながったという見方もでています。

 コロナの規制緩和後のハロウィーンということで、これまでにない混雑が見込まれるにも関わらず、交通整理や安全確保を怠っていたとして、責任の一端が政府にあるとする非難も野党などから上がっています。

 そんななか迎えたハロウィーン当日ですが、韓国では事故を受けイベントの中止が相次いでいます。

 また、開催する場合にも韓国政府などが安全確認を呼び掛けています。
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