“痴漢騒ぎ”男性 線路に立ち入り“逃亡劇”…新宿駅は騒然 終電近く5万人超に影響(2022年10月31日)
28日、痴漢騒ぎを起こした男性が新宿駅の線路に立ち入り、運転見合わせで帰宅できない人が続出しました。男性は線路からその後、路上に飛び降りた際にけがをして、入院中だということです。
■男性が線路に立ち入り…“逃走”の瞬間
新宿のある防犯カメラの映像。線路のほうから、何かが落ちていくのが見えます。
これは痴漢の疑いをかけられた男性が、線路から路上に飛び降りて、逃げようとしている瞬間です。
新大久保駅アナウンス:「ただいま、新宿駅におきまして、線路内に人が立ち入ったということで、山手線の電車、運転を見合わせております」
騒動が起きたのは28日、夜11時15分ごろの新宿駅です。
痴漢を疑われた男性は駅員に確保され、警察の到着を待っている間に線路に立ち入りました。そしてその後、この辺りで飛び降りました。
この一連の行動が、多くの人に迷惑を掛けました。当時、新宿駅のホームにいた人たちは…。
学生(20代):「人がいっぱいいて、階段から上がってホームに行くんですけど。階段の下が赤いテープで封鎖されていて、誰も入れないような状況にはなっていた」
会社員(20代):「(駅員に)どうやって帰れば良いですか?最終電車は何時になりますか?運転再開は何時になりますか?自分の乗り換える駅で接続ありますか?若干、文句も言ってる人もいました」
■新宿駅で“痴漢騒ぎ”…5万人以上に影響
混乱は新宿駅だけでなく、他の駅でも起きていました。タクシー待ちの大行列ができた場所があれば、帰宅しようとする人があふれていた所もありました。
JR東日本・東京支社によると、山手線全線をはじめ埼京線、中央快速、中央総武線が一時、運転見合わせとなりました。
運転再開までには50分ほどかかり、遅れた電車は合わせて68本。ただでさえ混雑する週末の、終電も近い時間帯。およそ5万3000人に影響があったといいます。
■“逃亡劇”地上に飛び降り…けがで搬送
年恰好は、40代くらいとみられる男性の逃亡劇。埼京線のホームから線路に飛び降り、いくつもの線路を越えた後、総武線の線路上を大久保方向に向かいました。
逃げ切れなかったのは、飛び降りた場所に理由がありました。
痴漢を疑われた男性が逃げようとして飛び降りた場所は、この辺りだと思われます。高さは5メートルほどあるでしょうか。
警視庁によると、男性は線路から路上に飛び降りた際に、けがをして病院に搬送。意識はあり、入院しているとのことです。
30日の時点で逮捕はされておらず、捜査は続いています。
(「グッド!モーニング」2022年10月31日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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