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【賛否】事故現場“献花のあり方”…仲本工事さん“持ち去り”安倍元総理“持ち帰り”(2022年10月28日)
先週、横浜市内で事故に遭い亡くなった「ザ・ドリフターズ」の仲本工事さん(81)。現場の近くには、今も花が手向けられ、飲み物や食べ物が供えられています。
■事故現場の“お供え物”に賛否
先日、これらを袋に入れて持ち帰る人物の映像を伝えました。動画の撮影者は、次のように話します。
撮影者:「皆の気持ちがこもって、あそこに置いてあるので。(持ち帰ることは)悲しいことだと思う。やめてほしい」
一方で、SNSではこんな声も上がりました。
ツイッターから:「すべてゴミになるぐらいなら、飲んだりしてくれたほうがいいと思っちゃう」「公共の場所に許可なくお供え物を置いてくのは、禁止にしたほうがいいんじゃないかな。でも、何か形で表したい気持ちは分かる」
■持ち去り後…「触らないで」貼り紙
こうした場所へのお供え物は、どうするべきか。改めて現場を訪ねると、「これは仲本工事さんのお花とお供え物です。勝手に持ち去っていったり、花やお供え物には触らないようお願いします」と書かれた貼り紙がありました。
貼り紙を見た人に、話を聞きました。
貼り紙を見た人:「(お供え物を)持って行っちゃう人がいるんですね。さびしいですね、日本人の心も」「持って行ってしまうのと、片付けるのは別問題で。良くないですね、持って行くのは」「いったん親族の方が撤去するなり、解決するのがいいと思う。どんどん腐ってくるだろうし」
供えた花が枯れ、飲み物が傷んでいくのも、また事実。他の場所はどうなのでしょうか?
■安倍氏「献花台」…奈良市の対応は
例えば、今年7月に奈良市内で凶弾に倒れた安倍晋三元総理大臣の事件現場には、献花台が設けられていましたが、現在、現場には、このような貼り紙がされています。
奈良市:「お花やお供えなどは、故人へのお気持ちと共にお持ち帰り下さい」
その真意を奈良市に確認すると、「お花やお供えは現在、市が回収していて、処分にコストがかかっています。回収を最低限にしたいという方針から、お花を持ってきても置いていかず、安倍さんのことを思いながら家で花を生けてほしいと思っています」ということでした。
■横浜市「管理など行っていない」
仲本さんの事故現場については、横浜市に確認したところ、現在、管理などは行っていないということです。
献花に訪れた人:「何とも言えないですけど、自分も何かお供えできればなと思ったが。これだけあるので、ご遠慮したほうがいいのかなとも思ったりとか。ちょっと複雑な感じです」
(「グッド!モーニング」2022年10月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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